景色を取り込んで暮らす

全建に決めたきっかけは、先輩の家

zenken 渡辺： Sさんは、以前うちで建てさせてもらった方のお知り合いだったんですよね？

施主Sさん・夫（以下、夫）：会社の先輩です。新築した家でBBQをするからと誘われ、行ってみたら、すごくお洒落な家で。そうしたらちょうど、全建さんの見学会が近所であると知って。

施主Sさん・妻（以下、妻）：先輩の家がいい感じだったから行ってみよう、という感じでした。

夫：先輩の家は庭とデッキがあって、広くて。家の中も機能的でいいなと思っていました。完成見学会で見た家は、「しっかりとつくられている」という印象。

妻：それまでも、いくつか他社の見学会を訪れていて、私は初めて見た全建さんの家だったんですが、シンプルだけどお洒落だと思いました。

夫：その場で渡辺公太社長に会って、LINEを交換して。「全建さんで家づくりを始めてみよう」と気持ちが固まりました。

妻：ただ、それからが長かった。

夫：土地が決まらなかったこともあって。それをいいことに、完成見学会はほぼ全部、行きました。

渡：本当に足繁く、お越しいただきました。足掛け３年くらいですか？

夫：そうですね。20軒は見たと思います。おかげで、自分たちがどんな家を建てたいのか、絞り込むことができました。

妻：一軒一軒、みんな違う家だったので、全建さんにお願いすれば、私たちに合う家を提案してくれるに違いないと思えました。それに、スタッフの方がみんな話しやすくて。気軽に相談しながらつくっていけると安心できたのも大きかったですね。

渡：土地が決まってからは、まず社長の渡辺がプランを提案させていただきました。

夫：要望としては、窓を大きく、天井を高く。開放感を出して、縁側も付けて、BBQもできるといい、と伝えました。

妻：パントリーや和室も、初めからお願いしたと思います。

渡：道路を挟んで田園が広がるという景色のいい土地だったので、外とつながることを大前提に設計したと聞いています。

夫：サイズにこだわってつくった目隠しフェンスは、リビングに居ても外からの視線を気にすることなく寛ぐことができますし、立った目線からは田園が見えて広がりも感じられます。眺めといえば、２階の書斎スペースからは大きな景色が広がって、田園風景を走る電車も見えたり。

渡：内装では、和室には雪見窓や、ガラスブロックを使いたいといった要望をいただき、提案させていただきました。

妻：見学会で「ここがいい」という内容をためておいて、打合せの時にあれこれお願いしました。

渡：要望のガラスブロックはリビングやトイレのドアの上に採用することで、アクセントになるだけでなく、室内の気配を伝える役割もあります。特に奥さまが素材や質感を大切にされていて、「素材で魅せる」というのが一つのテーマになったと思います。

妻：木はもちろんですが、麻や真鍮が好きで、いろいろなところに使ってもらいました。

渡：麻は玄関のクロスに、真鍮はキッチンカウンターの取っ手や造作したTVボードのツマミに。

妻：全建さんは、巾木も木製が標準で、だからこそ「任せれば大丈夫」と思う一方、細かい要望が出てくると相談して、何度も図面を描き直していただきました。本当にありがたかったです。

渡：引っ越されたのが春でしたから、この家で夏も冬も過ごされたことになりますが、いかがですか？

夫：引っ越した当初から、違和感ないというか、すぐに馴染めて、今もまったく不便がないです。

妻：家事動線も良くて、本当に暮らしやすい。

夫：夏には、念願のBBQもしました。

妻：いろいろなところがつながっているのもいいですね。キッチンとLDK、LDKと２階。リビングは勾配天井のところがルーバーで２階とつながっているので、家族の気配も感じられるし、冬でも２階が暖かい。

渡：楽しく、快適に暮らしていらっしゃる様子が伝わってきて、こちらとしてもうれしい限りです。

夫：そういえば渡辺さん。アウトドアの道具を入れる小屋、ガルバリウムのかっこいいのを見つけたので、ぜひ、見ていってください。