「開放感」と「動線」でつくる、わが家らしい心地よさ
新発田市I様邸

ご主人のキーワードは“開放感”。奥さまのテーマは“動線”。
コロナの真っただ中に家づくりを決意したI様ご夫婦。
その住まいは、暮らしにどのような変化をもたらしたのでしょう。
今しかない——迷いを振り切った家づくりの決断
Q. : 家づくりのきっかけを教えて下さい?
I様・ご主人(以下、夫): 子どもが生まれたのが2020年2月。まさにコロナが始まりかけた時期で、世の中が不安定になっていくのを感じていました。仕事もどうなるかわからない。でも、だからこそ「今動かないと、この先もっと動けなくなるかも」と思って、思い切って家づくりをスタートしました。
I様・奥様(以下、妻): 最初はネットやSNSでハウスメーカーを探していたんですけど、「ここだ」というところがなかなか見つからなくて・・・。そんなとき「住まいnet新潟ラウンジ」で紹介された5社の中に全建さんがいて「波長が合いそう」と言う理由でお会いしたのがきっかけです。
欲しかったのは、数字じゃなくて“感覚”
Q: お二人から出したご要望は?
夫: 僕は“開放感”。面積が広ければいいって話じゃなくて、「気持ちがラクになる感じ」がほしかったんです。もともと家でゆっくり過ごす習慣がなくて、休みの日は時間があれば朝から釣りや山菜採りに出かけたいタイプ。でも、コロナで不安な状況とか、子どもの誕生などいろいろなことが重なって、家に求めるものが変わっていきました。実家暮らしでは窮屈さを感じていたこともあって、物理的にも気持ち的にも圧迫感のない開放的な空間が欲しいとお願いしました。
全建・渡辺(以下、全建): 天井の勾配や窓の配置、中庭の作り方など、限られた面積の中でも“広がり”を感じられる工夫を散りばめました。
妻: 私は家事動線。毎日のことなので「いかにムダなく動けるか」は外せないポイントでした。でも、自分から細かく要望を出すというよりは、全建さんが「こうしておくと後からラクですよ」とか「ここは後悔しやすいポイントです」とアドバイスをくれたので、それがすごく役立ちました。

帰宅後、すぐリセットできる動線
全建: お仕事ならでのお悩みも伺いましたよね。
妻: はい。夫婦で美容の仕事をしているので、服や靴にカットした細かな髪が入ってしまうんです。もちろんお店である程度は落としているんですが、体についたまま家に入るのがどうしても気になっていて・・・。だから「リビングに入る前に“リセット”できる動線」が欲しかったんです。
全建: めずらしい間取りかもしれませんが、玄関からリビングへ行く途中に脱衣室と浴室を配置しました。
妻: 帰ってきてすぐ着替えて、手を洗って、気持ちもサッパリしてからリビングに入れる。これがすごく快適です。
Q: 他にも要望したポイントはありましたか?
妻: 収納は多めに、ということをお願いしました。それ以外はあまり細かく決めませんでしたね。
夫: 僕たちの仕事柄かもしれませんが、あまり細かく注文を出すよりも、「こうしたい」「こうなりたい」と大まかなイメージを伝えて、あとはプロに任せする方がうまくいくと思っていました。全建さんはそこからたくさん提案もしてくれて、結果的にイメージ通りになりました。

暮らしが変わる「収納」「視線」「居場所」の工夫
Q: 実際に住んでみて、気に入っているところは?
夫: 中庭もリビングとつながって見えるので、広さ以上の広がりを感じます。 ダイニングからの景色が好きです。リビングとの境目で天井が吹抜けになっていて、視覚的にもすごく開放感があります。
妻: 収納スペースを多めに作ってもらいましたが、すごく良かったです。子どものモノってあっという間に増えていくんですけど(笑)、余裕をもって片付けられています。視界がすっきりしていると気持ちもサッパリして落ち着きますね。
夫: “使いやすさ”を重視して本当に良かった。デザインも大事だけど、生活しやすさが一番だと実感しました。デザインを重視して使いにくい家になったら意味がないですよね。もともと家でゆっくり過ごすのが得意じゃなかったけど、ここまで快適で使いやすいと家にいたくなりますね。アウトドアに出かける回数、減るかも(笑)。
全建: そんなときは、中庭でバーベキューもいいですよ。 家でのんびりしながら外も楽しめる暮らし。これからもたくさん楽しんでください!
