四角い箱に、デザインと楽しさをプラス

新潟市南区 S 邸

シンプルな四⾓い箱。

スタンダード住宅「ゼロキューブ」の標準プランに、

全建が培ってきた注⽂住宅の経験値を掛け合わせた住まい。

室内にも外にも、暮らしを楽しめるアイデアが詰まっています

オープンハウスで感じたときめきを形に

全建　阿部貴成（以下、阿）：お⼆⼈にお会いしたのは、２年ほど前のオープンハウスでしたね。弊社に同級⽣がいたこともあって、⾒学に来てくださったと。

施主　S さん・夫（以下、夫）：実は、10 年ほど前にも⼀度、⾒学会にうかがっているんです。まだ、家を建てるつもりもなかったんですが、同級⽣がいるから「ちょっと⾒てみようか」と。

阿：では、お会いしたのは、２回⽬の時だったんですね。

施主　Ｓさん・妻（以下、妻）：３⼈⽬の⼦どもができて、「アパートは狭いから建てよう」と決めた頃でした。住宅展⽰場も⾒たんですが、何か違うなと。そんな時、近所でちょうど、全建さんのオープンハウスがあって。⾒学したら、「やっぱりいいね」と。

夫：初めて⾒た時、無垢の床とか⽊を使った感じがいいとは思っていたんですが、改めていいなと実感しました。それに、案内してくれた阿部さんと渡辺公太社⻑の感じがすごく良くて。

阿：ほんとうですか︖

夫：家もいいし、スタッフもいい。なら決まりだ、と。

妻：あまり迷わずに決めました。

阿：ありがとうございます。お⼆⼈と部屋数や広さのこと、暮らしのこと、いろいろお話しさせていただき、キューブ型のスタンダード住宅「ZERO-CUBE（ゼロキューブ）」を提案させてもらいました。

妻：夫は「広ければいい」と。⼀⽅、私は「こうしたい」というのがあまり決まっていなくて。

阿：とりあえず、ゼロキューブの実例として、⻄区みずき野の家を⾒ていただいたんですよね︖

妻：基本プランを元にして、シューズクロークは広く、吹き抜けは、逆に⼩さくし２階のホールを広げるとか、５⼈家族に合わせていろいろとお願いしましたが、全て、聞き⼊れていただきました。

阿：勝⼿⼝も無くしたり。細かいところでは、収納の中に棚板を付けたり、洗⾯台は造作にしたりしましたね。

妻：洗⾯ボウルを造作の棚にはめ込んでもらったり、壁にはタイルを付けたりと、可愛くしてもらって、すごく気に⼊っています。

夫：もともと「いいな」と思っていた無垢の床など、全建さんのスタイルはそのまま踏襲していただきました。正直⾔って、規格住宅というイメージではないです。⼀緒に、注⽂住宅を建てたという感じ。

阿：打ち合わせの回数も結局、注⽂住宅と同じでしたね。

妻：毎回、打ち合わせが楽しみでした。「次はどんな提案をくださるんだろう」と。

夫：全建さんは、⾃由設計の経験値が⾼いから、提案⼒があるんでしょうね。

阿：ゼロキューブという「枠」はあるんですが、その中に、要望を⼊れ込んでいく形です。例えばゼロキューブの標準では、洗⾯台は既製品なのですが、こういうところを変えるだけで、全体の印象も変わりますよね。

夫：トイレも、収納からつながる造作部分がすごくいい。

阿：実際に引っ越してみて、暮らし⼼地は、いかがですか︖

夫：照明の位置や数も⾃由に決めさせてもらいましたが、バッチリです。

妻：広くしてもらった２階ホールでは、洗濯物もすごくよく乾きますし、付けてもらった⽊製ルーバーは１歳の末っ⼦のお気に⼊りです。

夫：夏には、庭で BBQ もやりました。

阿： S さんのお宅では、庭も⾒どころですね。広く取れたので、コンクリート⼟間にして。

妻：「いい感じにしてください」とだけ伝えて、あとはお任せしました。

阿：ご主⼈が「これを置きたい」と探してきた物置も置いて。シルバーのガルバリウムが、家の外壁ともマッチしていますね。

妻：コンクリートの⼟間では、⻑男はバスケットボール、末っ⼦はプール遊び。それぞれに楽しんで、⼤いに活⽤しています。

阿：⽬地をどう構成するか、かなり考えましたが、満⾜いただける場所になって、本当に良かったです。